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神に愛されていた
若くして小説家デビューを果たし、その美貌と才能で一躍人気作家となった東山冴理。 しかし冴理は人気絶頂のさなか、突然、筆を断った――。 やがて三十年の時が経ち、冴理のもとに、ひとりの女性編集者が執筆依頼に訪れる。 「私には書く権利がないの」そう断る冴理に、「それは三十年前——白川天音先生が亡くなったことに関係があるのでしょうか」編集者は問う。「あなたは、誰かを殺したいと思うほどの絶望を味わったことってあるかしら」 ――そして、この時を待っていたというように、冴理は語り始める。 高校文芸部の後輩、白川天音が「天才小説家」として目の前に現れてから、全ての運命の歯車が狂ってしまった過去と、その真実を……。 希望と絶望、 羨望と嫉妬…… これは、ふたりの女性作家が、才能を強く信じて生きた物語。 ヒット作『みんな蛍を殺したかった』の俊英女性作家による、1年ぶりの書き下ろし長編小説。
| 著者 | 木爾 チレン |
|---|---|
| 発行年月 | 2023/10 |
| 出版社 | 実業之日本社 |
| 関連サイト | https://www.j-n.co.jp/books/978-4-408-53840-2/ |
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